概要
妹を追って潜るほど、妹を忘れていく
朝、妹の椅子だけが残っていた。
父も母も、町の人々も、アイリスのことを覚えていない。
妹を探すため、兄のセツは地下へ降りる。
そこは、忘れられた記憶が形を持つ場所だった。
妹の茶の味を忘れ
声を忘れ
顔を忘れ
名前さえ失っていく。
それでもセツは、たった一つの約束を追い続ける。
「あとでな」
妹を追って潜るほど、妹を忘れていく。
記憶と喪失のダーク探索ファンタジー。
父も母も、町の人々も、アイリスのことを覚えていない。
妹を探すため、兄のセツは地下へ降りる。
そこは、忘れられた記憶が形を持つ場所だった。
妹の茶の味を忘れ
声を忘れ
顔を忘れ
名前さえ失っていく。
それでもセツは、たった一つの約束を追い続ける。
「あとでな」
妹を追って潜るほど、妹を忘れていく。
記憶と喪失のダーク探索ファンタジー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!抽象的だからこそ強烈な、喪失と戦う物語
世界から妹が消え、残されたのは地下へ続く階段だけだった。
主人公はその階段を降りていくが、そのたびにじわじわと記憶が消えていく。
抽象的・幻想的な"喪失"のファンタジー。
小指、革帯、茶葉、火打ち石といった小物をばらばらと張り巡らすことで独自の雰囲気をつくりつつ、主人公の決意を揺さぶるイベントやそれに折れそうになる主人公などに、作者様の書きたいものが上手く演出出来ているのではないかと思いました。
話がすすむほど文章が生成AIくさくなっていく点は難点。(AIを使ってないならゴメンなさい)
主人公一人で潜るのではなく、相方を配置することで物語を豊かしている点はGOOD。