概要
「あなたには、がっかりです」その一言で、王太子は初めて妻を失った。
王太子妃リディアは、夫アーヴィンを愛し、妃としても妻としても彼の隣に立ち続けてきた。
けれど、いつ頃からか王宮では「王太子殿下には寵愛する令嬢がいる」と噂が流れ始める。しかもリディアは、裏庭でアーヴィンが伯爵令嬢ミレーユを抱き締めている姿を見てしまった。
それでも彼女は、夫を信じようとした。
だが、二人だけの大切な場所である薔薇の間に、ミレーユが当然のように現れる。妃の席に座り、夫から贈られた茶器に触れ、親しげにアーヴィンの名を呼ぶミレーユ。リディアは王宮の礼節を守るため、穏やかに注意する。
しかしアーヴィンは、妻の言葉ではなくミレーユの涙を庇った。
妃としての立場も、妻としての心も守ってもらえなかったリディアは、完璧な微笑みを浮かべて告げる。
「あなたには、がっかりです」
妃
けれど、いつ頃からか王宮では「王太子殿下には寵愛する令嬢がいる」と噂が流れ始める。しかもリディアは、裏庭でアーヴィンが伯爵令嬢ミレーユを抱き締めている姿を見てしまった。
それでも彼女は、夫を信じようとした。
だが、二人だけの大切な場所である薔薇の間に、ミレーユが当然のように現れる。妃の席に座り、夫から贈られた茶器に触れ、親しげにアーヴィンの名を呼ぶミレーユ。リディアは王宮の礼節を守るため、穏やかに注意する。
しかしアーヴィンは、妻の言葉ではなくミレーユの涙を庇った。
妃としての立場も、妻としての心も守ってもらえなかったリディアは、完璧な微笑みを浮かべて告げる。
「あなたには、がっかりです」
妃
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!読む喜びをありがとうございます。
柴田はつみさま
おはようございます。
APでも柴田はつみさまの作品を楽しみに拝読しておりました。
焦れ焦れしながらも、切なくなりながらも続きが気になって目が離せない。
そんな作品たちが全て取り下げられていた日は、ただただ呆然、でした。
焦って言葉を変え単語を変えて検索するも全くヒットせず。APから撤退されていた
のだから見つからなくて当然ですね。三日ほどどんよりしていた私を見かねて
尋ねた家族に「実はかくかくしかじか」と事情を話したところ、いとも簡単に
見つけてくれました。嬉しかったー。助けを求めることも大事です。
カクヨムでの作品も変わらず焦れ焦れですが、読める幸せを噛み締めております…続きを読む