理性的に振る舞う主人公に、だからこそ心が痛みます。
感情任せに振る舞うのではないところに他の作家さんの主人公とは違う魅力を感じて、興味津々で拝読しています。
とはいえ今回の話では、なぜ伯爵令嬢が王宮に滞在できているのかが分かりませんでした。
(前提なのでネタバレではないと思います)
他にもそういう方はいらっしゃるのでしょうか?
前回のお話だと療養のための一時的な保護、という理由がありましたが、今回は特に説明はなく、突然やってきた感が強くて。
お城って王族の私的な場所へ勝手に近づけるような区域に、簡単に滞在できるものなんでしょうか?王族に関するなんらかの職務についているわけでもないのに?
何もかも説明されるのがいいわけではないとは思いつつ、そこがちょっと引っ掛かります。
今後も楽しみに拝読いたします。
追記
コメントにも記載したこの内容こそ、レビューに書くべきでしたので。
王族ではなくても、ふとした瞬間に自分自身より役目や役割を意識することはよくあります。
それでも自分を大切にすることと、役割を果たすことは両立できる、と、柴田さんの小説を通じて何度も感じ、学んでいます。
今まで自分より役割ばかりを優先してしまった全ての人たちへ届けばよいなと思います。
柴田はつみさま
おはようございます。
APでも柴田はつみさまの作品を楽しみに拝読しておりました。
焦れ焦れしながらも、切なくなりながらも続きが気になって目が離せない。
そんな作品たちが全て取り下げられていた日は、ただただ呆然、でした。
焦って言葉を変え単語を変えて検索するも全くヒットせず。APから撤退されていた
のだから見つからなくて当然ですね。三日ほどどんよりしていた私を見かねて
尋ねた家族に「実はかくかくしかじか」と事情を話したところ、いとも簡単に
見つけてくれました。嬉しかったー。助けを求めることも大事です。
カクヨムでの作品も変わらず焦れ焦れですが、読める幸せを噛み締めております。
今作は以前にAPで発表されていた作品を少し改稿されているものですよね。
断然、面白くなっていると思います(不遜で申し訳ありません)。
改稿前の作品の妻は、見ようによっては「他の女を優先した夫にヘソを曲げ
て口もきかない」風な印象でした。ある意味「見てわかれよ」みたいな態度
でしょうか。わかるわけない。本人じゃないんだから。夫が悪いんだけど。
妻の側も言葉が足りない。本来夫婦は対等なものだから、もっと気持ちを
表せばいいのに。前作は夫にも妻にも、問題を持ち込んだ厚かましい令嬢にも
諌める母(いましたよね?他の作品を混同していたらすみません)にもなんだか
物足りなさを感じていました。言葉が足りない。配慮が足りない。反省がない、
叱責になってない。それが今回はもの言う妻に変わっている。夫は自身の落ち度を
早い段階で認めている。妻の言葉にちゃんと向き合って、厚かましい女(あえて
こう呼びます)を遠ざける姿勢に転じた。今回は夫の挽回にとても期待できます。
期待しています。どうか裏切らないで。
柴田はつみさまの作品のヒロインは、堪えるタイプが多かったように記憶している
のですが、今回は静かに堪え忍ぶだけではなく、強い自我があってもいいと思う。
夫には、これ以上厚顔涙女に好き勝手させることなく、妻の悲嘆と落胆の原因が
自分にあることを痛切に後悔、猛省して欲しい。妻の信頼を取り戻すために散々に
もがいて欲しい。厚顔涙女が泣こうが震えようが無関心を貫いて欲しい。計算高く
ずる賢いこの女を徹底的に打ちのめして欲しい。妻からだけでなく、社会的にも。
(切望です)柴田はつみさまの「わるもの」への因果応報は少し手緩めな印象で、
時には物足りなく思うこともあるものですから。これについては私の狭量がすぎる
のかも知れません。が、ラストは晴々とした気持ちで読み終えたい。勧善懲悪。
小説の始まりからいつもとは違うヒロイン、展開だったのが嬉しくて、つい勝手な
コメントをしてしまいました。今後の進展をとてもとても楽しみにしております。
毎日の更新、読む幸せをありがとうございます。