南一班をどうしようっていうんだ

最初はツキくんの成長を見てるつもりだったんだけど、コキアとヒワが、「ツキくんとの南一班」になっていく話なんだな。
それはそれで切なくもあり……。

最初の月草なんて、いちいち周りに確認しないと不安でいっぱいで何もできないのに。ツキちゃん可愛いねえ。
でも任務に出るたびに、人を見て、自分で考えて動けるようになっていく。

最後は許さんぞ。ツキくん頑張ってたのに、最後に自分のせいかもなんて重めな気持ち掘り返しやがって。許さん。

まあツキくんはそれでもめちゃくちゃ育つ。

でも、ずっと世話する側だったコキアが、最後にはツキくんに体重を預けて眠れるようになったり、ヒワもずっと軽口叩いてるんだけど、なんだかんだ二人の間にいてなぁ。

「私たちは仲間だ!」みたいな、宣言も明言も何もないのに、三人の生活の節々からちいとずつ仲良くなっていっているのがわかって、堪らんですよ。
これは一部からもそうなんだけど。

ちょっとメタいんだけど、ハリさんが本当にこいつらを愛しているのが節々に出ていて、一緒に彼らを大好きになったよ。

誰が誰に「お願い」できるか。
誰の世話を誰が焼くか。
誰の横なら座れるか。
誰に荷物を預けるか。
三人で歩いたとき誰が真ん中になるか。
寝るとき誰に体を預けられるか。

全部、出来事としてはめちゃくちゃ小さいんだけど、人物を見ているとひとつひとつが途端に大事件になる。

二部を読んで、最初はツキくん可愛い可愛いでニマニマ読んでたけど、実は割と前からヒワを推したい。こいつほんとお調子もんでどうしようもねえなぁって感じなのに、しんどい奴のしんどいところをちゃんと見つける。そんで優しさが優しさの形してない。好き。三部がヒワ編なの怖い。

ともあれ、二部でツキくんとの南一班が完成したで!
で、お前さん、三部でこの子達をどうしようってんだい……?

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