概要
踏み込まない優しさが、いちばん深く届いた。
高校2年生にあがるタイミングで同じクラスになった日野咲(ひのさき)は明るく活発で、クラスの中心でいつも周りを笑顔にしている女の子。
そんな彼女と僕では、生きている世界が違う。
関わることなんて、ないと思っていた。
「……なんか、ずるいなぁ」
放課後の教室で。夜の公園で。
誰にも見せていなかった彼女を知る。
「サボテンみたいな人だね」
伝わらない例えが、なぜか耳に残る。
これは、交わるはずのなかった僕たちが少しずつ惹かれあっていく。そんな物語。
そんな彼女と僕では、生きている世界が違う。
関わることなんて、ないと思っていた。
「……なんか、ずるいなぁ」
放課後の教室で。夜の公園で。
誰にも見せていなかった彼女を知る。
「サボテンみたいな人だね」
伝わらない例えが、なぜか耳に残る。
これは、交わるはずのなかった僕たちが少しずつ惹かれあっていく。そんな物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!丁寧で静かな積み上げ。掴みを一押し上げたらもっと良くなりそう!
序盤を読んでの感想になります。
この作品は派手な事件が起きるタイプじゃなくて、淡々とメイン二人を積み上げていく感じなんですよね。
でもそこがすごく丁寧で、瀬川くんの「踏み込まない優しさ」が会話の間や沈黙からじんわり伝わってくる。
日野さんの「ありがとう」が場面ごとに少しずつ色を変えていくのも細やかで、二人の距離が縮まる手触りがいいなと感じました。
文章も丁寧で読みづらさがまったくないので、静かに寄り添うような読み心地でした。
掴みは派手じゃないぶん、この作品ならではの「静かな優しさ」、何を伝えたいのかというテーマの部分が最初にもう一押し見せられたら、続きが読みたくてたまらなくなるタイプ…続きを読む