概要
その祈りは春の朝から始まった
柴田恭太朗さんの三題噺🎉150回おめでとうございます🎉
#146「画」「無」「失敗」 #147「住」「像」「工場」#148「楽」「引」「場所」#149「成」「定」「原因」#150「上」「的」「感情」
#146~♯150のお題を出題順に本文へ(他の文字との組み合わせ可)
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!守るべきもの、守りたかったもの
冬の荒野。
この景色を描くとしたら色は白と灰だけで足りるだろう。
そんな荒涼とした大地に、親を亡くした三人のきょうだいが寄り添うように暮らしていた。
長兄ヴァイン、次兄のアキ、そして妹のツェラ。
ある日、三人は矢傷を負い荒野を彷徨う一人の男を介抱する。
ささやかな人助けに思えたその出来事は、物語のほんの入り口に過ぎなかった。
「最後の冬」。
この短いタイトルにどれだけの想いが籠められているのだろう。
ページを開く前から胸が少し痛む。
けれど、そんな心配はたちまち荒野の風に吹かれて消えた。
朝吹さんの文章は牽引力がすごい。
きょうだいが画面の中で生き生きと動き回り、眩しいほどの生命力を放つ…続きを読む