概要
「私は同意しません」「俺は退かねえ」二人の高校生のお話。
『私は同意しません』
そう書いた紙を、自分の机に貼った少女。
彼女はその日から、担任の授業だけを欠席するようになった。
そんな彼女の幼馴染の少年は、校門の前で彼女の帰りを待つ。
晴れの日も、雨の日も、風の日も。
ただ黙って、待っている。
先生に注意された少年は、静かに言った。
「俺は、退かねえ」
そんな二人の、正義をめぐる不器用なお話。
※誤字脱字、表記揺れのチェックにAIを利用しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『私は同意しません』──抵抗する、変えるために
あらすじ:
高校生の「私」大谷陽毬は、校内で目撃した「いじめ」を担任教師に伝えるが、訴えはやんわりと退けられてしまう。
陽毬は「私は同意しません」と書いた紙を机に貼り、担任教師である米沢の授業を休む。
一方、陽毬の幼馴染である藤本庄太郎は、持ち前の正義感から思わず手を出してしまうことで、生活指導の林原を悩ませていた。
ガンジーの唱えた「非暴力・不服従」の考えを軸に、二人の高校生の、ささやかで確かな抵抗を描いた物語です。
簡潔な文章で読みやすく、読み終えたときにほのかに勇気が湧いてくるようなストーリーが心に優しい、素敵な作品でした。
学生の皆さんにはもちろんのこと、丁寧に作られた小説、文…続きを読む