あらすじ:
高校生の「私」大谷陽毬は、校内で目撃した「いじめ」を担任教師に伝えるが、訴えはやんわりと退けられてしまう。
陽毬は「私は同意しません」と書いた紙を机に貼り、担任教師である米沢の授業を休む。
一方、陽毬の幼馴染である藤本庄太郎は、持ち前の正義感から思わず手を出してしまうことで、生活指導の林原を悩ませていた。
ガンジーの唱えた「非暴力・不服従」の考えを軸に、二人の高校生の、ささやかで確かな抵抗を描いた物語です。
簡潔な文章で読みやすく、読み終えたときにほのかに勇気が湧いてくるようなストーリーが心に優しい、素敵な作品でした。
学生の皆さんにはもちろんのこと、丁寧に作られた小説、文学的な味わいを楽しめる小説などを読みたい方にも、おすすめの一作です。