生徒減少で、別棟の校舎に空き教室に囲まれて残っている理科室には、不気味な噂がつきまとっていた。他愛もない、小学校低学年すら子供だましと笑うような穴だらけの話。けれども、大人となって、あの日々を思い返した時にふと思う。あの噂は、ほんとうに噂に過ぎなかったのだろうか――?巧みな展開で、思い出からおぞましいものを浮かび上がらせる恐怖短編。
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