少し不思議な舞台に、少し不思議な人間模様。 10年と言うある程度人生を経た女性が体験する、過去。 擦り切れた手紙、潮の干潮、さびれた町に、海辺にあるポスト。 これらの悲し気な文脈を持った演出が光る。 ストーリーに力を入れている作家は多いけど、演出を使いこなせる作家はそんなに多くはないです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(41文字)
見えてくる情景や空気感、とても切なく余韻の残る物語。