情景描写、キャラクターのセリフ、全てがきちんと描写されているのに、不気味な謎だけがずっと残される。後から辻褄が合わなくなっていく気持ち悪さがありました。深夜に一人で見てしまい、考えたくないのに勝手にどんどん真相を考えてしまって、眠れなくなりました。
大学空手部で部長をしていた語り手の部屋に、深夜、後輩が訪ねてくる。押入れのなかに、着物姿の老婆が詰まっていたのだという。よくある幽霊話と思いきや、彼の語る内容は、それとは一線を画していた……。闇のなか、おぼろげに浮かびながらもとらえられない、そんな恐怖。
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