概要
SB亭moya先生の企画『一つの視点。幾つもの視線』
に寄せて書かせていただきました。
https://kakuyomu.jp/works/2912051597258951381
参加作品一覧はこちらから↓
https://kakuyomu.jp/tags/OAAO
お題
「円」「色」「深層心理」「壁」「セッション」「笑い」「地味で退屈そうな飲み物」「外国人妻」「時間」「フルーツ☆スキャンダル」「温泉」「解決」「鹿」「ラストサメライ」
フルーツにまつわるスキャンダルといえば、世界一有名な「あの事件」ですよね、という着想で書いた話です。諸先生
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!言葉の意味がぐらぐらと揺れ、読者の脳も激しく揺さぶる新感覚小説
ひたすら翻弄される、とっても楽しい読書体験でした。
冒頭からの「心理テスト」としての「円」や「壁」を描くことに対する被験者(主人公)の返しも哲学的だったり概念的だったりで、「そういう見方が!」と衝撃。
そして指示を出してくる「リディア」なる女性の名前をめぐり、よくぞここまでイメージが展開していくものだと驚かされます。
途中で登場する「ルビ」とか、作品の中枢にあるお題「フルーツ☆スキャンダル」という言葉に込められた意味。
色々な単語の数々が「これでもか」という意外な解釈を持って登場し、読み進める中で圧倒され翻弄され続ける、ものすごいインパクトを持っていました。
読者の脳を…続きを読む - ★★★ Excellent!!!お! 上手い!!
二、三行読むたびに、
「オッ! 上手いねー!!」
といいたくなるような。
これはだから、言葉遊びの妙ですよね。
物語はシンプル。
主人公は、外国人妻のカウンセラー リディアから、
カウンセリングの一環で、
円と、壁と、鹿を描くよう促される。それの全てに「書けない」と答える主人公。
ここから、……なんでしょうな。シェイクスピアが始まるといいますか、
野田秀樹が始まるといいますか……
思わず膝をたたきなくなる見事な韻や同音異義の数々。
そして物語は意外な方向へ。
というお話。
前に言った韻や同音異義も、当てずっぽうなわけではなくてちゃんと意味があるという。
これはお見事と…続きを読む - ★★★ Excellent!!!書けません!
概要欄にあるように、「原作」をアレンジしてみようという企画に寄せられた作品です。
よって外国人妻やカウンセリング、フルーツ☆スキャンダルなどのキーワード自体は、本作だけの要素ではありません。
とは言え……この着想よ。
書けないよ、そりゃあ。
ワケが分かるような分からないような理論に言いくるめられ、前後不覚に陥るのは、まこと作者さまの作品らしい体験。
一周回って底知れぬ深淵、あるいは大いなる心理を垣間見たような気になってくるのも同様です。
まさに個性ですね。
さらに本作は、本企画に沿ったテーマも広げていて見事です。
織り交ぜられた言葉遊びや、思いもよらない結びつきにはき…続きを読む