何気ないコンビニ通いや映画鑑賞。その平穏な描写に浸っていると、最終話で世界の色彩がガラリと変わります。日常の音や匂いのすべてが「君」に繋がっていた。淡々と綴られてきたが故に、溢れ出した独白はあまりに切実で、胸を深く突き刺します。不思議な読後感になる一作。
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