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概要
【了】され綴じられた物語の、世界の続きをここに記す。和風傾奇譚、開幕!
両親の事故の真実を探るため、祖母・糖子(とうこ)を探していた不動旭(ふどうあさひ)はある日、新羅(しんら)と名乗る子どもに襲われる。新羅は糖子を知っている素振りを見せたが、闖入した染(せん)によって旭は意識を失ってしまう。
不可思議な催眠により一時はその出会い自体を忘れていた旭であったが、彼らが舞台傾(かぶ)きの役者である傾奇者(かぶきもの)であることを突き止め劇場へと向かった。そこで祖母・糖子の死を知らされるが、諦めきれない旭は新羅との接触をはかる。
糖子の話を通じて交流を重ねる中で、旭は【虚(うつ)け】という化け物に襲われる。
そして──、知る。
虚けが昔話や童話などの作品世界から出てくる異形であり、その目的がこちらの人間との成り代わりであることを。
ただの舞台役者であると思われた
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