第一印象は漢字が多く硬い文章なので、正直目が滑り頭に入ってこないので、読み進めるのが苦労しました。
ですが途中で、あ、これ漢詩だわと気づいて、世界がかわりました。
目で追いつつ、口で読みあげることで、世界が色づき、頭のなかで動き出します。
冒頭が漢詩であること。
これが読み進めていくうちに意味を持つギミックになるのは作者様お見事でした。
WEB小説を読み始めてかれこれ何十年か経ちますが、読み手のときは読み漁っても、基本無言で感想もほぼしない。
レビューも1本ぐらいしか書いていない素人の感想ですが、読み手として新しい扉を開かせてもらったお礼代わりに拙いレビューをいたします。
この風変わりな作品の欠点は、人前で読めない事でしょうか。
いやー電車の中で漢詩調で口ずさんでいたら通報案件。
人気のない月明かりの元、俺はわかってる感で読み上げるのが、実に厨二感たっぷりで痛々しいですが、作中世界にどっぷり浸かれます。