概要
過去の事件で傷付いた令嬢と愛を教えてくれる騎士の物語。
見目麗しく歌声も美しい侯爵令嬢フローラは「金糸雀<カナリア>」と呼ばれていたが、ある事件によって大きな傷を負った。その事件は誰しもが知ることとなり、フローラはそれ以来心を閉ざしてしまう。第二王女ヨセフィーナの提案で彼女の専属侍女となって三年。ある日、ヨセフィーナの嫁ぎ先が決まる。侍女としてついていくと伝えるも、ヨセフィーナには「幸せな結婚をしてほしい」と言われてしまう。縁談にいい思い出がないフローラが悩んでいると、偶然離宮に迷い込んだ赤毛の青年ルドルフに出会う。彼は村生まれで、魔獣討伐部隊に志願するために王都に来たばかりだった。人との絆を知るルドルフは、フローラの味方になりたいと手を差し出す。
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