冬が終わらない国で“魔女”と蔑まれ、名すら呼ばれない日々を送るカミラ。閉ざされた世界で凍りついた心が、貴族ゾセフとの出会いをきっかけに少しずつ動き始める。都会へ連れられた先で待っていたのは、希望ではなく思いもよらない出来事──それでも春風のような変化が、彼女の背中をそっと押していく。自分の人生を変える力は自分の中にあるというメッセージが温かく、過酷な境遇から一歩踏み出す少女の姿が優しく胸に残る物語。
ハードな世界観でなかなかに困難な旅路をあゆみますが、いつも前向きな素敵な話です。
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