概要
世界を揺るがし地殻を砕き、欲したものは、"声"
地球の内核には、地表で起きたあらゆる振動が「音響のホログラム」として刻まれている――。
二十余年前、巨大地震で妻子を亡くし科学に没頭する男・コムラ。
彼は大富豪エラルド・マスケットの巨万の富を動かし、地球の内核から無限にエネルギーを吸い上げる巨大な「針(ロッド)」を打ち込む前代未聞のプロジェクトを開始する。
やがて、硬質な内核に、過去の地球の身動ぎの全てが音響ホログラムとして記録されているという『副産物』が見つかる。
世界中の地殻を揺るがし、人々に犠牲を強いてまでコムラが渇望したのは、その「真の副産物」。
地球そのものをレコード盤に変えてまで、彼が聴きたかった「振動」とは。
――これは、一人の男が世界を売って、愛する人の「最期の言葉」を買い取る物語。
二十余年前、巨大地震で妻子を亡くし科学に没頭する男・コムラ。
彼は大富豪エラルド・マスケットの巨万の富を動かし、地球の内核から無限にエネルギーを吸い上げる巨大な「針(ロッド)」を打ち込む前代未聞のプロジェクトを開始する。
やがて、硬質な内核に、過去の地球の身動ぎの全てが音響ホログラムとして記録されているという『副産物』が見つかる。
世界中の地殻を揺るがし、人々に犠牲を強いてまでコムラが渇望したのは、その「真の副産物」。
地球そのものをレコード盤に変えてまで、彼が聴きたかった「振動」とは。
――これは、一人の男が世界を売って、愛する人の「最期の言葉」を買い取る物語。