難病を超えようとする命と成長に感動する物語
- ★★★ Excellent!!!
最初に「美咲」と名付ける予定だったのが、性別不明の診断を経て「咲」になったどころで、涙が出そうになりました。
親の深い愛と柔軟な思いやりがあるからこそ、咲ちゃんがどんな道を選んでも応援したいという気持ちが、名前に込められているんですね。
早期死亡率30%という事実に愕然となりましたが、それでも初めての「まま」、そして「だーいすき」と小走りする姿は、生きようとする力に溢れています。
六ヶ月の小さな体で八時間の手術を耐え抜いた咲ちゃんの強さと、ママの「生きていてくれればそれでいい」という覚悟は、多くの人の胸を打つと思います。