概要
オーバードーズしたら幽体離脱した件
オカルト好きの俺の名前は九十九十九(つくも・じゅうく)19歳。ある日オーバードーズをしていた俺は意図せず≪幽体離脱≫してしまう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!現代ファンタジーの皮をかぶった骨太SF!
幽体離脱できてしまった少年が、幽体離脱でできることを丁寧にステップバイステップで検証していく物語。その様子は、まさにSFのそれです。
「ジャンル:現代ファンタジー」にウソは無いけれど、その骨格はなかなかの骨太SFと見た。
しかしその文章は硬さはまったくなくライトそのもの。5話まで読む企画できたのに、スルスル全話読んでしまいました。
しかしもちろんそれだけで終わっては面白くない。しっかりと2章3章からは主人公周辺の物語が広がりはじめつつ、日本を揺るがす大きな陰謀も見え隠れしていて、これからどう展開するのか期待せざるを得ません。
あれこれ書きましたが、この作品の一番の長所は「読み味の良さ」な…続きを読む - ★★★ Excellent!!!不可解な幽体離脱と心地よい謎
父親の事情でインパクトの強い名前を授けられた九十九十九(つくも・じゅうく)はある夜、人生で初めて「幽体離脱」を体験する。
幻覚ではないことを確かめるため、自宅から離れた幼少期の思い出の公園へ「転移」すると、背後から見知らぬ少女の声がする――。
こうして幕を開ける本作の魅力は、超常現象を科学実験のように検証していく面白さです。
「本当に現実なのか?」と疑いながら試行錯誤する姿に強いリアリティを感じました。
また、十九自身がオカルト好きという設定もユーモアを醸し出し、コミカルな日常描写とのギャップも心地よいです。
第1章を読んだうえでの感想になりますが、謎の配置が秀逸でどんどん物語に引…続きを読む