神さま殺すにゃ刃物はいらぬ、オタクの聖地で骨抜きに
- ★★★ Excellent!!!
ギリシャ神話の最高神、ゼウスをご存知だろうか。彼が美女(おっと美少年もだ)に目がなく、妻のヘラが毎度怒り狂っていることも。
そんなゼウスが、かの秋葉原へやって来た。……もう嫌な予感(笑)しかしない。怒りと嫉妬のヘラは、今回もゼウスの心を奪った相手を、動物に変えようとするが……今回は勝手が違う? オリンポスの最高神夫婦を、萌えと怒りと困惑と焦燥の沼に引きずり込む魔の聖地・秋葉原の実態とは!?
しかし、毎作毎作、どうやったらこんな発想が出てくるのか。しかも、この発想だからこそのミステリーまできっちり織り込まれている。ミステリーなのでこれ以上の内容には言及しないが、作者・黒澤様の着眼には脱帽しかない。ぜひご一読を。