美しく流れては、目の前に広がって行く。

世の中には識らない事が沢山ある。
勿論、それがスタンダードな在り方だとは
思うのだけれど……。
 ここまで物凄い感性を視たのは初めてで
同時に畏れにも似た憧憬を抱く。

端正で簡潔な文字列が、恰も溢れるように
亦、流れる様に視野に飛び込むが、同時に
瑞々しく美しい景色が広がって行く。

 これを、十七文字という 簡潔 に

納めて仕舞える御業は畏れ多く、まさに
神懸りであると言えよう。心が洗われる。
その、心地よさ。


こんな体験は滅多に出来るものではない。