概要
際限なく、死にたえることなく、尽きることがない
「それならなぜやった」
「殺意が命じた」
「殺意の命令に背くことだってできたはずでは?」
「私には抗えない」
「どうして?」
「あまりに強すぎるんですもの」
こむら川小説大賞応募作。ぎりぎり間に合った!
「殺意が命じた」
「殺意の命令に背くことだってできたはずでは?」
「私には抗えない」
「どうして?」
「あまりに強すぎるんですもの」
こむら川小説大賞応募作。ぎりぎり間に合った!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!罪を憎んで人を憎まずと言うけれど……
「殺意とは何か」というテーマ。正体不明のその感覚が強いインパクトをもたらしてくれました。
刑事たちが一人の少女から聴取を取ろうとする。少女の名前は沢原かなめ。これまでに多くの人間を手にかけた「殺人鬼」だとわかっている。
なぜかなめは殺人を犯したのか。その問いに対し、「殺意」の命令だったのだと言う。
彼女の言葉の持つ意味は何か。「殺意」というのは本人の心の中にあり、本人が生み出したものなのではないのか。
彼女の犯した罪。彼女の中にある殺意。それは、かなめという少女とイコールであり、本来は「切り離せない」もののはず。
でも、その常識が間違っているとしたら?
その後、刑事た…続きを読む