君はドライブスルー診察を受けたか？

　風邪を引いた。

　水曜日辺りからの微熱に続き、頭痛や嘔吐感（軽くですが）があり、仕事を早退。

　もっと書けば、会社から「帰りなさい」と言われた。

「隅田さん。今、この職場は繁忙期なの。だから、『帰りたくない』『もっと頑張りたい』と言う気持ちはわかる……　でも、これが他者に移ったらもっと大変なことになるから、軽いうちに帰ってご飯をたくさん食べて、たくさん寝て、来週、元気に来なさい」

　土曜日。

　普段ならデイケアに行って受診して薬局で薬をもらう。

　が、３７・１℃の私は見えないインフルエンサー（文字通り）なのだ。

　まずは、病院に電話。

　顔馴染みの事務長は、いつもの口調で言った。

「あー、わかりました　……じゃあ、予約した時間までに駐車場に来てください」

　真夏の昼。

　予定より１時間以上前倒しで着いちゃった……（発達障害あるある。　時間の読みがド下手くそ）

　デイケアに行ったら迷惑をかける。

　とりあえず、受付に必要なもの（病院カードなど）を渡し（事務長コメント「早く来過ぎ」）近くのコンビニで冷却ジェル（冷えピタ）とアイスボトル（凍っている）と冷たい麦茶などを買う。

　マーカーなども買ったので「頑張れ、有野課長（Ｆｒｏｍ「ゲームセンターＣＸ」）」などと書こうとも思ったが、駐車場って人の往来があるので車に戻り、冷えピタを額に張り、お茶を飲みながらYouTubeを見る私……

　時間になり、文字通り、先生がやってきた。

「大丈夫？」

　などと問診して、今度は薬局で薬などを受け取る。

　コロナに限らず、ウィルス性の病気に罹（かか）ったら病院に直接行かず、まずは、様子見。

　明らかに体温が下がらなかったり、頭痛などが続いたら、病院や市役所に電話。

　体調などを話し、指定病院などで診察を受ける。

　その中で編み出された「ドライブスルー受診」

－－何を用意すればいいの？

　そんな読者の皆様に、万が一、コロナなどに罹った場合。

　用意すべきものなどをご紹介（＋αもあるかも）

・病院のカード（保険証など）

・お薬手帳（これがあると、病歴などが分かる。昨今ではアプリバージョンもあり。あと、『薬屋の独り言』バージョンもあるぞ）

・冷えピタ（頭痛や発熱時には大変ありがたい）

・タブレットとイヤフォン

・小銭←これ以外と重要。野外なのでお釣りも一苦労なのだ。

　では、皆様の健康を祈りつつ、私は今日明日は「回復期」としてダラダラしよう。