挽歌(ばんか)つまり死者を哀悼する短歌が並んでいます。恋人が亡くなったのか、あるいはペットがなくなったのか、とにかく作者の大事な存在が消えてしまって、それでも、生きなければならない人間の業を描いているのでしょう。赤、白、ブルーなど色彩感覚の優れた、死という永遠のテーマをえぐる短歌集。推し短歌1首。その爪がつけた手の傷赤いまま真白い骨をしづかにひろう
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