天狗を待ち受けている姫君の正体にゾクゾクします

 天狗一族の次期頭領には、忘れられない初恋の記憶の断片がありました。

 それは幼い少女……。

 政略結婚させられる前に、この気持ちに区切りをつけたいと思った天狗は初恋相手を探します。

 その途中に出会った一人の女性。
 女性は誰かに狙われていて、天狗は女性の家に居候することに。

 次第に縮まる二人の距離。

 ——天狗の初恋相手は……?

 ——初恋相手と添い遂げる未来はあるのか?

 作者様の描かれる天狗様は人情味に溢れていて親しみやすく、丁寧に描かれた心理描写に読み手の心も揺れます。

 天狗様と人間。
 その純粋な想いに胸がキュンとします。

 ——そして衝撃のラストが明らかに。

 焦ったい恋の先に待ち受けていたのは、天狗様の花嫁。そのおぞましい正体にゾクゾクが止まりません。

 この続きが読みたい!
 そう思わせる衝撃の展開をぜひご覧下さい。

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