税金の教科書

魔王を倒して世界を救った勇者がその後、税金に苦しめられる異色のファンタジーです。
魔王軍の残党と、武力ではなく知略やエコノミクスで刃を交えます。

人類共通の敵がいなくなった平和な世界で、一般市民として暮らすことになる勇者一行。
打倒魔王に特化したジョブが役に立たなくなり、目標や行動指針をも見失った勇者・デビィドの元へ、かつての敵が国税局の徴税官として現れます!

税金、納税、滞納、徴収といったお金の流れが細部までリアルに描かれており、ものすごく勉強になります。
一次産業に携わる作者様だからこそ描ける密度なのでしょう。
そこに異世界ファンタジーの要素が綺麗に混ぜ込まれ、違和感のないストーリーに仕上がっています。
これからデビィドたちの反撃が始まるのか、そうでないのか、楽しみです。

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