ヒーロー志望の少年が、実は『敵』の秘密結社で働いている理由

子どもの頃、ヒーローに救われた少年が、大人になってヒーローを目指す——そんなありきたりな話だと思ったら大違い。この作品の主人公が本当にやってることは、世界征服を目論む秘密結社の下っ端。正義と悪の線引きが曖昧な世界で、少年は何を守り、何を捨てるのか。
ダークコメディとシリアスが絶妙に混在する会話、思わず笑顔になる上司とのやり取り、そして道徳的に揺らぐ葛藤。ヒーロー作品だと思って読み始めると、想像の三倍複雑で、想像の三倍面白い。

その他のおすすめレビュー

くりべ蓮さんの他のおすすめレビュー307