短い詩なのに、読んでいると心が軽やかになる。「うずうずしてて」という言葉にほっとした。歌いたくなる気持ちから、みんなで歌いたい気持ちへ。その変化がとても自然に描かれている。「みんなでうたえる歌をつくったよ」という最後の一文は、まるで子どもが宝物を見せてくれるようで温かい。胸の奥で何かが静かに響くのを感じた。
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