真夜中に本を読みたくて

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（142文字）

『真夜中に本を読みたくて』は、幻想的な世界観と現実の繊細な心情が美しく融合した素敵な物語でした。

「不思議堂」という不思議なブックカフェで時間を止め、本に没頭するシーンは、読書好きにはたまらない夢のような空間描写で心を掴まれました。

物語を通じて、後悔や未来への不安、そして自分の人生を自分で選び取っていく勇気がテーマとして丁寧に描かれており、読んでいてとても励まされました。

登場人物たちの温かさと、幻想的な設定がうまく絡み合い、ほっとできる優しいファンタジーでした。

全体を通して、読書の楽しさと人生の美しさを再確認させてくれる作品です。

とても読みやすいです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ショートなのに、起承転結がしっかりあって
のほほんとしたり、ハラハラもします。
読んでて楽しかったです！
続きが出たら読みたい！と思う素敵な話です(*≧∀≦*)

誰かと共に過ごすということは、一人の時は目減りするということ。

何かをすり合わせてすり減っていくような、すれあうものはいずれ壊れるかもしれない。

ささやかな願いと不安から、不思議なお店に迷い込みます。

そこから思い描いた未来は果たしてどうなるかわかりませんが。

それでも、探して行くことはできるかもしれないですね。