『◆Ave Maria◆』は、神話と魔法が織り成す混沌の世界を舞台に、人々の祈りと希望を描いた群像劇ファンタジーです🌌⚔️
物語は、神々によって半壊したフランス・パリを舞台に展開します。生者と死者、魔術師と非魔術師が入り交じる残酷な世界で、人々は「救い」を求めて生きています🙏🌍
群像劇として多様な視点から描かれるため、登場人物たちの葛藤や祈りが重層的に響き合い、読者は「救いとは何か」「希望とは何か」を問いかけられる構造になっています📚✨
幻想的な雰囲気と残酷な現実を巧みに融合させ、強烈な印象を残す作品です🔮👀
舞台はフランス・パリ。場所だけは私たちの知る世界と似ているようでも、そこに生きる「存在」は決定的に違う世界観。これは架空の世界の物語なのか。それとも……?
一人の少年を中心とした群像劇に見えるのですが、常にふわふわとした不安定感が漂っています。登場人物たちでさえも世界の基盤を掴みあぐねているようなのです。
様々な立場の視点で語られ、考察される世界の成り立ち。過去の悲劇。未来の救済。不思議な世界で生きる彼らに共通しているのは、皆が何かを願い、祈るような希望を抱えていることでしょうか。
誰もが何かを祈らずにはいられない、そんな姿が美しく描かれた物語です。各所で少しずつ明らかになる真実にもびっくり!
どうか最後まで読んで、これが何の話だったのかまで見届けていただきたい。この読後感を味わって欲しい! そんなおススメの作品です。
魔法使いとそれ以外の人々が共に生きる街――中世の面影を残すパリ。
そこでは、神の掟に従って魔法が制限され、ルールを破れば罰が下るという厳格な世界が広がっています。
物語は、ある死をきっかけに始まり、登場人物の視点が次々と移り変わることで、何層にも進展していきます。
学生たちを中心に描かれる本作は、特殊な力を持つ者たちの青春群像でありつつ、魔術師、神話、歴史、災厄それに医療といった壮大な背景が緻密に描かれ、幻想と現実が複雑に混じり合ったよう。
また、物語冒頭では敢えて解説を控えてるようですが、ある少年の目線を通じて徐々に全貌を知っていく構造にどんどんはまっていきました。
皆様も是非、一読くださいませ。
本作が Web 小説として、いや、商業小説として構成が適切かと問うと、是と言い難いところがあります。
物語の開始時点で全貌を明かさないのは昨今の小説としては課題があります。冒頭の事件は、とある少年の視点から語られます。幼い故に世事をしらず、事件の背景が分かりません。
ですが、その少年は少しずつ世界を学んでいき、同時に読者も世界を学んでいきます。少年の成長を追体験します。
その様子は、周囲の霧が次第に晴れていくような。
この小説を読み始めたなら、霧の深さに諦めて引き返すことはしない方がいいです。明らかになっていく世界は広大です。
作中で語られる、魔術師と非魔術師の隔絶には心を打ちのめされます。弱くも単純な非魔術師と、全能の如きでありながら深い業を背負う魔術師は、どちらに生まれるのが幸せか。これも胸中に抱えるべきです。
勇気を持って進んだ者だけが見られる景色が、ここに在ります。
最後まで読み切れていないうちから、書かせていただくことをお許しください。
こちらの小説、安定した世界観を持って書かれているために、なにも基礎知識を持たない私のような人間にも、理解しやすいファンタジーです。
補足なしで専門用語を駆使する、その他多くのファンタジーとは異なります。
これは私にとって、本当にうれしいことで、それだけでもすでに読みたいと思えます。
一般読者を置き去りにしない、最後まで引っ張ってくれるストーリー展開です。
フランス語によって導かれるところも、魅力的なところです。
昔フランス語を嗜んだ方なら、きっと復習もかねてお気に入りになりますね!
最後まで楽しませていただきます。
物語の舞台はフランスのパリ。
中世西洋の雰囲気を残したこの街で存在するのは魔術師と非魔術師。彼らの違いは魔法が使えるか、そうでないか。
とある人物の死から始まるこの物語は、さまざまな人物によって視点が切り替わることでストーリーが進んでいきます。
少しずつ明らかになっていく魔術師と魔法の存在。そして神話と過去に起こった大災害。生き残った人々、災害で一命を取り留めた者、人の命を救った者。
物語で語られていくそれらすべてが伏線であり、繋がっていく。
紐解かれていくその物語は、緻密に描かれたファンタジーであり、ミステリーであり、人と人との繋がりを描いたヒューマンドラマでもあります。
そう、この物語はただのファンタジーではありません。
少しでも気になった方は、まず序章からどうぞ……。重厚な世界観に圧倒されると同時に、作り込まれたストーリーに夢中になること間違いなしです。