概要
監禁回避できる代わりに入内…過去の恋を忘れるつもりが…まさかの!?
子供の頃、行き倒れていた男の子巳影に恋をしました。
彼が貴族の子供とわかって半ばあきらめていたのですが、別れ際に「迎えに来る」と言われたことで、私、巫女の瑠香は、淡い期待を持ち、10年ほど待っておりました。
しかし…もうこれ以上待つことはできなさそうです。
なぜなら…私に、斎巫女の話が来てしまったからです。
選出理由は、霊力があるから。
神様に毎日祈祷をささげる役目なので、霊力が強い巫女の私が選ばれるのが必然でした。
斎巫女になれば、お役目意外の行為は何も許されず、部屋から出ることもできなくなります…いわば監禁。
断ることは謀反になるのでできない上、一度選ばれたら次の帝が決まるまでの間、役目を降りる方法は自分の死以外にありません。
帝は最近即位したばかりで、年齢は私と近いと聞
彼が貴族の子供とわかって半ばあきらめていたのですが、別れ際に「迎えに来る」と言われたことで、私、巫女の瑠香は、淡い期待を持ち、10年ほど待っておりました。
しかし…もうこれ以上待つことはできなさそうです。
なぜなら…私に、斎巫女の話が来てしまったからです。
選出理由は、霊力があるから。
神様に毎日祈祷をささげる役目なので、霊力が強い巫女の私が選ばれるのが必然でした。
斎巫女になれば、お役目意外の行為は何も許されず、部屋から出ることもできなくなります…いわば監禁。
断ることは謀反になるのでできない上、一度選ばれたら次の帝が決まるまでの間、役目を降りる方法は自分の死以外にありません。
帝は最近即位したばかりで、年齢は私と近いと聞
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