怪異と戦う正義の味方の物語
- ★★★ Excellent!!!
怪異のもたらす事件を解決すべく活動する「文化研究部」。
そこに主人公である櫛見幸斗は始め巻き込まれるようにして活動に参加することとなる。
しかし物語が進行するにつれて櫛見幸斗という少年の正義心と善良さに触れ、私は彼ら「文化研究部」の活動が如何にして事件を解決するのかを目の当たりにした。
その時、前に進む勇気と生きづらさへの克服の仕方を彼は体現するのであった。
現代ファンタジーの枠組みを超え、強いメッセージと生きる勇気を与えてくれる、そんな作品なのだろうと、そう思った。