概要
灯とは?旅の目的とは?全100話の連作短編で綴る、優しさと再生の記憶。
これは、世界に散った小さな奇跡たちが、ひとつの光に戻る物語。 人、人ならざるもの、動物、すべての命が交差し、 その瞬間だけに灯る”ひとひらの灯火”
最後にすべてが繋がったとき、あなたの中にも、ひとつの灯が灯る。
最後にすべてが繋がったとき、あなたの中にも、ひとつの灯が灯る。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!優しい作品です。静かな悲しみ、記憶、祈りを丁寧に描いていて温かいです
すごく優しい作品です。
派手な事件や戦闘ではなく、静かな悲しみ、記憶、祈り、再生を丁寧に描いていて、読後にじんわり温かさが残ります。
特に良いのは、灯が奇跡を起こす存在でありながら、決して大げさに救いすぎないところです。
ユキに光を見せる場面も、新太が蓮を見て泣く場面も、奇跡そのものより「その人がもう一度前を向く瞬間」に焦点が当たっていて、とても綺麗です。
「音が、星みたい」という表現は、この作品の魅力をよく表しています。
見えないもの、失われたもの、届かないはずの想いを、音や光や花として感じさせる描写が本当に美しいです。
また、各話のモチーフがとても良いです。
雪、蓮、風鈴、月下の花…続きを読む