港町にて織り成される 温かな出会いを描く物語

日常描写と独自の魔法設定が光る和風ファンタジー

明治時代を舞台に、一風変わった魔導士の青年が相棒のしゃべる白猫と共に、一人の少女と出会うまでが序盤、といったところの物語

特筆すべきは魔法の描写で、普通の魔導士は属性魔法を使うのですが、主人公のみ性質の違う魔法を扱います
この描写と解説が発想力次第で色々出来たり、生活に根差した温かみに溢れています
絵本の物語から飛び出てきたような、といえばいいのでしょうか、ここだけでもとても魅力的で見ていて楽しいです

ヒロインも交えた人間模様もここから本番といったところで、夏休みの読書にオススメでした!

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