概要
その旅路は理想郷へと至る道か、それとも。
美しき碧き惑星、アルセレス。
架空の1910年代。未知のエネルギーが発見されて以降、急激な技術革新を経て産業革命へと至り、全世界が近代化へと突き進む混迷極まる時代。
メーヴェは亡き祖父の遺志を継ぎ、伝説の理想郷『アルカディア』を探すためひとり旅に出る。しかし、魔導器技士の青年ベルンハルトとの出会いをきっかけに、思わぬ方向へと運命の歯車は動き出す。数多の出会いと陰謀が織りなす理想郷への旅の果てに、彼らが目にするのは――?
王道の冒険活劇、ここに開幕。
架空の1910年代。未知のエネルギーが発見されて以降、急激な技術革新を経て産業革命へと至り、全世界が近代化へと突き進む混迷極まる時代。
メーヴェは亡き祖父の遺志を継ぎ、伝説の理想郷『アルカディア』を探すためひとり旅に出る。しかし、魔導器技士の青年ベルンハルトとの出会いをきっかけに、思わぬ方向へと運命の歯車は動き出す。数多の出会いと陰謀が織りなす理想郷への旅の果てに、彼らが目にするのは――?
王道の冒険活劇、ここに開幕。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!祖父の遺志を越えてゆけ。少女がその手で掴む、美しく重厚な「現在」の物語
レビューというものは、本来どのタイミングで書くのが良いのかとよく議論されるが、私は「今だ!」と思う瞬間に書かせていただく。
鮎澤明公さんの『アルセレス・サーガ』は、プロローグの時点で「これはワクワクする始まりだ!」と確信させてくれた。
まだ序盤ではあるが、ぜひこの興奮を語らせてほしい。
一八九六年にアロイスが解読した「アルカディア叙事詩」の序文から始まる本作。そこから一九一五年の彼の最期、そしてその跡を継ぐ孫娘メーヴェの旅立ちへと繋がっていく幕開けに、著者の圧倒的な世界観の構築力と、読者を引き込む筆力を強く感じた。
家族を顧みず研究に生きた祖父から「過去に囚われず現在(いま)を生きろ…続きを読む