「くそっ…!また失敗か」スミヨシは歯噛みした。初めてのループから何度目だろう。もはや数える気力も尽きた。またしても2025年9月1日。原因は分かっている──この小説を読んだからだ。発想、内容ともに面白く、休み時間に一気に読み全章にハートをつけた。星も当然3をつけた。それが良くなかったかもしれない。次は反応しなかったが、やはり同じ日へ。読まなくても繰り返す。打つ手はあるのか。今や自分はリングの松嶋菜々子の心境だ。「私がやらなくて、あの人がやったこと…」「レビューを、書いた…!」そうだ、まだちゃんとしたレビューを
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(202文字)
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筒井康隆が『創作の極意と掟』という著作で、自身やその他作家の手練手管をあれやこれやと随筆しているのですが。それを思い出しました。WEB投稿小説ならではのギミックだなあと思います。あいかわらず、北 流亡さんらしいオチの捻りも面白楽しい。
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