概要
扱う題材です。AI小説ではありません。
《マーダ『森の護り人・ファウナ』-ローダ第零章-》
https://kakuyomu.jp/works/16818093080624080623
《幻影と白幻を抱いた神々の英雄譚 —Saga "Vairo" et "Edius"—》
https://kakuyomu.jp/works/16817330655377153495
上記2作品に続く神話の様な物語。
ファウナが守り抜いた22世紀前半──シチリアと呼ばれたアドノス島。
森の女神・戦の女神・そして暗黒神
経った300年で三柱の神を輩出した奇跡の島。
結果置いて往かれた他の国々が羨む存在と化した。
見習い騎士ローダは兄を探す。 だが兄は黒の剣士マーダに
ルシア
「長い付き合いになるよ、覚悟はいい?」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!古語の質感と映像的な戦闘描写が融合した、骨太な世界観が光る超大作!
300年前の星屑の粛清という大破局を世界観の土台に据え、文明が削れた後の時代をしっかり構築している点に引き込まれる。
特筆すべきはテンポの良さで、プロローグで父と母の対照的な拒絶をぶつけてローダの孤独を一気に際立たせ、並行してマーダ側の夜襲で緊張感を積み上げる二本立て構成はじつに鮮やか。
地の文の語り口は古語交じりの独特な文体で、荒廃した世界の質感と登場人物の感情を同時に表現しており、キャラクターの台詞ひとつひとつに体温がある。
ルシアの精霊術と拳闘を組み合わせた戦闘描写は動きの軌跡が鮮明で、漫画的なビジョンとして容易に映像化できるほどだ。 - ★★★ Excellent!!!兄を追う「出来損ない」の騎士が、世界の扉を拓く覚醒の英雄譚
「Roda」を読ませていただきましたが、この『世界の扉』の先を見届けずにはいられない――そんな引力を持った作品です。
出来損ないと揶揄される弟・ローダが、天才の兄を追って孤独な旅に出るという導入が、王道ながらも切実で心に響きます。
感銘ポイントは、歴史の断片を散りばめた「厚み」のある世界観です。
300年前の粛清やAIの影を感じさせるSF的なスパイスが、ファンタジーに独特のリアリティと奥行きを与えています。
鮮烈な戦闘描写と、ローダの静かな意志の対比が心地よく、壮大なサーガの始まりを予感させる良質な一作です。
これからの展開が非常に楽しみです。 - ★★★ Excellent!!!“凡庸”と呼ばれた少年の、静かで痛烈な反逆
まるで運命の扉が軋みながら開いてゆく音が、ページの向こうから聞こえてくるようでした。
第一部まで拝読して、まず心を掴まれたのは──“凡庸”と蔑まれてきたローダの中に、誰よりも強く息づいている、痛ましいほど真っ直ぐな意志でした。不器用ながらもそっと彼に寄り添うルシアの優しさが、戦場の苛烈さの中にほのかなぬくもりを灯します。
そしてそのそばに寄り添う、ルシアの少し不器用で、けれど真心に満ちた優しさにも、深く惹かれました。
剣と剣が交わり、空を舞う精霊術が飛び交う激しい戦いのさなかにも、不意にこぼれる人の温もり。だからこそ、ローダが言った「護れなかった」ではなく「半分は護れた」という…続きを読む