概要
日常に潜む『悪魔』をあなたは感じたことがありますか――?
高校生で図書委員の主人公『俺』と『宮下咲良』の物語。図書委員室で交わされる会話と日常――。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!ささやかな日常が、最も愛おしい“奇跡”になる物語
静かに、心に染み入るような物語でした。
『心臓と悪魔』は、図書室という小さな世界の中で紡がれる、ふたりだけのかけがえのない日常を描いています。
明るく奔放な咲良と、そんな彼女を見守る“悪魔くん”との、たわいのない会話の積み重ね。そのひとつひとつが、読み手の心にそっと灯りをともしていきます。
やがて訪れる別れの影が忍び寄っても、二人は「普通の一日」を大切に生きようとする。その姿はとても愛おしく、静かな強さを感じました。
エントロピーというテーマが優しく全体を包み込み、終わりを受け入れること、営みを続けることの意味をそっと問いかけてくれます。
優しく、でも確かに胸に残る作品でした。
咲良の言…続きを読む