概要
しかし、ある日突如として現れた“黒き異形”によって、村は跡形もなく滅び去る。唯一の生存者となったマークが逃げ込んだ先は、敵国プロクサスがかつて要塞として用いた謎の塔――「竜嶽城」。
そこで出会った少女・ナツと心を通わせながら、彼は剣技を学び、再び立ち上がる。
時は流れ、16歳となったマークは、仲間との再会を果たしつつ、「七罰剣(セブンメッサー)」と呼ばれる強敵、そして黒い生命体の正体に迫っていく。
これは、友情と裏切り、運命と希望が交錯する、成長と戦いの少年漫画風、異世界アクションファンタジー!
かつて、風と対話するために生まれついて風の声を聴き取る力を持つ民がいた。
空を鳥のように舞う、
とても励みになります。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!風を翔け、喪失を越え──少年は英雄を目指す
風を読む少年たちが
帆を広げて谷を翔ける──
その鮮烈な光景だけで
この物語の空へ
連れ去られたような錯覚に陥る
伝説の剣士を夢見る
少年マークの日々は
やがて
黒い侵蝕生命体の気配と
自らの内に響く謎めいた声によって
大きく揺らいでいく
けれど
本作の魅力は、過酷さだけではない
風帆ウインドキャッチャーという
独自の文化
荒々しくも温かな仲間たち
剣を学ぶ中で少しずつ
〝憧れ〟が〝覚悟〟へ変わっていく成長が
とてもまっすぐに胸へ届き、空へと響く
風は〝自由〟の象徴であり
ときに〝試練〟そのもの──
喪失を抱えながら
それでも
少年がもう一度風を掴もうとする姿に
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!仲間がいれば、絶望なんてありえない
一度は絶望を経験した少年が、仲間と共に困難に立ち向かい己の夢に向かって奮闘する。
昔、少年漫画を読んだときのような熱い感情を思い起こさせる、気持ちいい青春活劇です。
主人公の少年、マークは快活で嫌味がなく、まさに少年漫画からそのまま飛び出してきたよう。ひたむきに頑張る姿は、思わず応援したくなってきます。
敵味方問わずしっかり掘り下げがされるため、それぞれのストーリーを感じ、ただの主人公の成長譚ではなく物語が縦にも横にも広がっていくのも魅力の一つ。
じっくり読んでもいいですが、勢いそのままに一気読みしたくなる、そんな王道の青春ファンタジーです。
おすすめです! - ★★★ Excellent!!!少年漫画を愛する作者様の『好き』に彩られた快作!
最終話まで読了しましたのでレビューさせていただきます。
まずキャラクターが生き生きしているのが素晴らしいです。真っ直ぐ王道系の主人公・マークに、口が悪く喧嘩っ早いけれども強くてカッコいいデューク、一見女好きの軽い奴と思いきや内に秘めたものは熱いテレンスのメイン三人は勿論、彼らの相棒とも言えるルシファーやイグニスなど、登場人物みんながキャラが立っており、それだけで物語に引き込まれます。
ストーリーも人間に寄生する謎の生命体を軸に分かりやすく展開されていて、バトルあり、陰謀あり、謎あり、コメディありとまさに良質な少年漫画を読んでいるような感覚を与えてくれます。
第二部も構想がおありなよ…続きを読む