概要
ただ、竜を討て。
竜鳴き山を、青年と一頭の獣、そして少年が歩いている。
今、この竜鳴き山にはおそるべき老竜『黒衣』が住んでいた。
黒衣に村を焼かれた少年ユールクは、旅人である青年と連れの角ある魔狼に仇討ちを請う。
奇妙な色の瞳をした青年は、ただその願いに「分かった」と言った。
竜鳴き山で繰り広げられる死闘の結末やいかに。
今、この竜鳴き山にはおそるべき老竜『黒衣』が住んでいた。
黒衣に村を焼かれた少年ユールクは、旅人である青年と連れの角ある魔狼に仇討ちを請う。
奇妙な色の瞳をした青年は、ただその願いに「分かった」と言った。
竜鳴き山で繰り広げられる死闘の結末やいかに。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!竜を討つのは、きっと、前へと挑み続けるその心。
山に竜が舞い降りた。
黒い鱗に包まれたその竜はあまりにも邪悪で、人を苦しめ、脅かし、殺し、その生き残りの心さえも弄び、屈服させようとする、おぞましいほどに悪辣なもの。
それに立ち向かおうとする少年は、竜を討つべく通りがかった戦士を追って共に歩み。
けれどその若い、人らしい心は、強く伸びようとしながらも、揺れ動いて、時には凍え。
そんな彼の前には、竜に屈服した心が、竜の邪悪そのものの心が、その声が露わにする自身の心の影が、くろぐろと立ちはだかる。
少年の心は、どこへ行き着くか、何を見るか、そしてどこへと進むのか。
その顛末は、あなたの心を震わせてくれることでしょう。