高嶺 あかり の青春

「高嶺 あかりの青春」は、完璧に見えるお嬢様の「初恋」と「夢」の物語。

高校2年生の高嶺 あかりは、生徒会副会長。
成績優秀、容姿端麗、礼儀正しくて、誰もが一目置く”完璧なお嬢様”。
だけど――恋だけは、まだ知らない。というより、あかり自身、「恋なんて、私には縁のないもの」と、心のどこかで思っていた。

将来は言葉で人を動かすライターになるのが夢。中学時代、生徒会選挙で悔しい思いをした彼女は、ある教師の一言に救われ、その言葉に導かれて「誰かの背中を押す言葉を書ける人になりたい」と思うようになる。
今の目標は「来年、生徒会長になること」。夢と志を抱き、まっすぐな瞳で前を向くあかり。そんな彼女に、思いがけない出会いが訪れる。

それは、学園祭の準備中に出会った、ちょっと天然な男の子・早瀬 開斗…続きを読む