丁寧な語り口で紡がれる縁をめぐる物語

純文学と児童文学と現代物ファンタジーのそれぞれの境目を丹念に追っていったような、そんな作品
マジック・リアリズムをライト文芸に落とし込むとこんな感じになるのかもしれません。
縁をめぐる物語はいくつも描かれてきましたが、そこに文体と設定に工夫を持たせ、オリジナルの作品にしていると感じます。
ついセリフで説明させてしまいがちな部分も丁寧に心理描写としてきれいに文に溶け込んでいてとても好感が持てる作品です。

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