最大の魅力は、主人公の「のじゃ」口調。単なる口癖ではなく──

主人公と女の子が友達になる、心温まる場面から物語は幕を開けます。このままずっと優しい空気で進むのかと思いきや、容赦のない強敵が立ちはだかり、白熱のバトルが繰り広げられる一面もあり、緩急のついた展開に引き込まれました。

なかでも最大の魅力は、主人公の「のじゃ」口調。単なる口癖ではなく、「のじゃ!」が文字通り“魔法の言葉”として呪文になり、唱えることで不思議な効果を生むという仕掛けが面白いです。

どこか幻想的で独特な世界観とも相まって、読み終えたあとにじんわりとあたたかい余韻が残る作品です。

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