頑張る学生の強い味方。それは妖精さん!

 靴屋の小人さんのお話を思い出しました。
 リアリストの主人公(美女)が、髪の毛振り乱して卒論の実験に取り組んでいるとき、そっと手助けしてくれたのは……?
 で、この妖精さんが、案外人間臭くて、主人公が「ホログラムでしょ?」とか言うので、プーって拗ねたりして、可愛らしい。
 最後は老先生が出てきて、この教室の謎が解けていきます。

 妖精さんが守っているこの教室では、アカハラなんてきっと存在しないんだろうなあ、って微笑ましい気持ちになりました。

 妖精を扱うお手本のような好編だと思います。


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