適当

さしすせその化身

はじめての

 君は人生で初めて知った下ネタを覚えているか?


言わなくてもわかる…「うんこ」、または「うんち」だろ?もし違うという事実のある君も、この文章を読んだ今この瞬間から人生で初めて知った下ネタは「うんこ」、「うんち」になる。


 それでは本題に移る、君のはじめてはうんこだが、今「1番好きな下ネタ」は違うだろ?ここで言うのは少し気分が乗らないが、たくさんあるので断定するのは容易じゃない。

そして逆に、君は今うんこのことは好きか?大好きな人も臭いから嫌いという人もいるだろう…もちろん我々の体の働きで考えれば必要だしありがたいものだが、それと好き嫌いは別の話だ。

 君はきっと、「うんち」と繰り返し呟いたこと、叫んだことが多少あるだろう、ずっと昔にも、もしかしたら最近かも…でも、残念ながら最近呟いた人は少ないのではないかと思う。なぜなら人は成長するにつれて「うんこ」に不快感を示すようになるからだ。子供のころは本能的に、ただなにも考えずに言っていたその言葉に恥じらいや気持ち悪さを覚え口にすることは少なくなるはずだ……


 私は気づいた、それは「宇宙」ととても似ているのではないかと、宇宙というのは生まれてからずっと広がり続けている。距離が伸び続けているんだ。我々の成長過程も同じように、自分から家族、家族から友達、そうやって際限なく広がっていって今がある。君とうんちの距離も、成長する中で広がってしまったんだ、別に悪いことじゃあないけどね

 ああそれと、別にうんちが好きな人が異常と言ってるわけじゃない、なんかどっかで聞いた話だが、宇宙は終わる時か何かにまた収縮するらしい。その状態ってだけなんじゃないか?


 最後にまとめるならば…1つ君に言葉を贈ろう





   ビック便

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

適当 さしすせその化身 @hykyu0601

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ