概要
「好き」という言葉と小さな「キス」が紡ぐ、終わらない二人の約束
高校二年生のかすみと蓮は、文化祭の準備を通じて親しくなり、お互いを意識するようになる。放課後をともに過ごすうちに芽生えた恋心は、素直な言葉と初めてのキスで確かなものへと変わっていった。日常の些細な瞬間に「好き」と伝え合い、軽いキスを交わすことを約束にした二人は、忙しい学校生活の合間をぬっては互いの存在を確かめ合う。すれ違いざまに手を振り合い、帰り道に隣を歩く。その小さな積み重ねが、かすみと蓮の胸に揺るぎない温もりを残していく。これから先、どんな日々が待っていても、二人は「好き」とキスを絶やさず、未来へと歩んでいく。