概要
一生に一度、たった一人だけ。 そんな恋が、確かにあった。
遺品整理で見つかった、
親指ほどの小さな素焼き人形。
底の封を剥がすと、
古びた手紙が現れた。
そこに残っていたのは、
震える筆跡。
「きみは幸せでしたか?」
それは、祖母がずっとしまい続けた言葉だった。
祖母の若い頃の写真と、
人形の目元にある小さな泣きぼくろが、
ふと重なる。
その瞬間、私は――
生涯独身だった祖母の胸に秘められていた、
ひとつの想いに触れる。
過去から届いた言葉に背中を押され、
私は「未送信」のままだった画面に、
そっと指を置いた。
――――――――
※カクヨムコン11短編部門に向けて、
結末を含めて大幅に改稿した【完全版】です。
すでにお読みいただいた方にも、
改めてお楽しみいただければ幸いです。
親指ほどの小さな素焼き人形。
底の封を剥がすと、
古びた手紙が現れた。
そこに残っていたのは、
震える筆跡。
「きみは幸せでしたか?」
それは、祖母がずっとしまい続けた言葉だった。
祖母の若い頃の写真と、
人形の目元にある小さな泣きぼくろが、
ふと重なる。
その瞬間、私は――
生涯独身だった祖母の胸に秘められていた、
ひとつの想いに触れる。
過去から届いた言葉に背中を押され、
私は「未送信」のままだった画面に、
そっと指を置いた。
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結末を含めて大幅に改稿した【完全版】です。
すでにお読みいただいた方にも、
改めてお楽しみいただければ幸いです。
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