概要
愛読書、記憶にのこる一冊、お薦め作品、眼を開かされた問題作、、厳選百冊を肴にして文章や言葉や思考などなどについて語ります。
メニューは小説50、古典10、詩8、哲学・思想・批評15、ほか文芸8、ほか学術9。掲載順不同。
不定期連載です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!久利琳さんが選ぶ珠玉の100冊!
まず久里琳さんの読書量、その守備範囲に圧倒されます。古今東西の純文学から科学、中国の古典詩などなど、様々な書物を読み込んでおられます。
しかしこのエッセイの素晴らしいところは、その数多の本から得られる感動をみずみずしい筆致で書き記しているところです。
私はいわゆる文学作品に触れてこなかったのですが、このエッセイで紹介されたたくさんの本から、久里琳さんと感動を共有できた気がしました。改めて本を読むってことは楽しいな、知らなかった世界がまだまだある、人間って存在は本当に興味深いな、なんてたくさんの感想が浮かびました。
知っている本ばかりでなく、たぶん手に取ることもなかった本、そんな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!買わずには、いられないっ!!
気付けば10冊以上も購入していました。
『はじめに』の目録を見て、
…なんかムツカシソウナ本ばかりだな…
と、お思いになった皆さん。
ところがところが!
こちらの書評を読み、心を魂を揺さぶられ、急ぎ購入した『カラマーゾフの兄弟』の面白いことと言ったら!!もう、確かに確かにエンターテイメント的にオモシロイのですよ!
更に読みながら、「待てよ。ドストエフスキーとしっかり向き合うには、西洋哲学、つまりカントあたりに目を通しておくと楽しくなるんじゃないかな?でも、学生時代に挫折したんだよなあ。…そうか!久里琳さんは『道徳形而上学原論』を挙げていらしたから、つまりそこから始めろということなんだなっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!作品とその語り手の人生の奥深くまで踏み込んでいく読み応え満点の書評
筆者選りすぐりの本を独自の視点で紹介、分析、解説していく、素晴らしく内容の濃いエッセイです。一作一作に対する情熱と愛情にあふれていて、圧倒されます。
難しい文学論ではなく、好奇心を刺激される読みやすい文章で、いつの間にか作品世界の奥深くに連れていかれるような感覚。そしてこういった作品を生み出した書き手の人生にも言及されていて、ここにも筆者の洞察眼が光っています。
取り上げられた作家はこんなにも深く愛情を込めて読み込んでもらえることに感謝しているのではないでしょうか。
次の一作が楽しみになる読み応え満点の書評です。