概要
親にも社会にも頼らない。俺の居場所は、迷宮の中だ!
舞台はダンジョン……迷宮が日常に存在する現代日本。
17才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。
冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへの反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。
そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。
おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だ
17才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。
冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへの反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。
そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。
おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ライトだけど甘くない、骨太なボーイミーツガール
現代ダンジョンものとして、妥当性のある設定ひとつひとつをモノローグの中に巧みに織り交ぜており、場面毎の解像度が高く、それでいてクドさがない。
心理描写と状況説明のバランス感覚にも舌を巻きます。
主人公の生い立ちに裏打ちされた内面は(嘆かわしい事に)今時珍しくなく、それゆえに共感しやすいと感じました。
彼の心がヒロインとの繋がりを通して、少しずつ解きほぐされていく様子は、読んでいて心地好いですね。
上記に比例して戦闘面での成長がみられるのですが、こちらもバランスが良く、納得感があります。
この二人の物語が一人でも多くの方に届きますように。